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世界中で抹茶ブームが起こっているようですが、タイでも例外ではありません。
コロナ前から抹茶ラテくらいは頻繁に見かけたものの、最近ではどこのカフェに行っても、抹茶メニューがないということがほとんどないように感じます。
例えば弊社のオフィス近くのカジュアルなドリンクスタンドでも、抹茶ドリンクをオーダーすることができます。
タイの大手コーヒーチェーン、Café Amazonでも前から抹茶ドリンクはありましたが、最近は産地まで指定したメニューがあります。「NISHIO(愛知県西尾市)」って・・これ一般のタイの方は分かるのでしょうか!?
その他のドリンクチェーンやカフェでよく見かけるのはやはり「UJI(京都府宇治市)」です。
こちらは先日ブログでもご紹介したコーヒーチェーンのTHE COFFEE ACADEMICSのメニューです。タイではあまりホットティーを飲む人はいませんが、ホットの抹茶ラテが飲みたい気分の時もあり、うれしいですよね!
そしてなんともタイらしいのが、抹茶を使ったドリンクアレンジです。こちらのカフェのメニューは、抹茶オレンジ、抹茶レモンソーダとあまり日本ではお目にかからないもの。
別のカフェでオーダーした抹茶オレンジです。新鮮な組み合わせですが、美味しいですよ!
そしてこれだけ人気であれば、抹茶専門店ももちろんあります。
MTCH MATCHA BARはその先駆けともいえるお店で、モダンなインテリアがおしゃれな抹茶カフェ。いつも多くの人でにぎわっています。抹茶は京都や福岡から仕入れているそうで、抹茶のレッスンなども開催しています。
こちらがメニューの一部です。少し見づらくてすみません・・。
スパークリングゆず抹茶、ココナッツ抹茶、ハニーレモン抹茶と、種類が豊富!私はまだ飲んだことのなかったココナッツ抹茶をオーダーしました。よく冷えたココナッツウォーターと抹茶がなんとも想定外のハーモニー。タイでは先入観を捨ててどんどん色んなドリンクを試してみるのがおすすめですよ!
こちらはGrow Tea Studioというお茶好きなタイ人が集まる小さなお店です。
抹茶をこのようにフレーバーで説明しているのは面白いなあと思いました。例えばBasic Ujichaは、カボチャの種・海藻・お米のフレーバーと書いてありますね。「UMAMI]などのメニュー名や、その抹茶を盆栽に見立てたようなイメージ写真もユニークだなと思いました。
抹茶をオーダーすると、目の前のカウンターでたててくれます。そこにいる人たちは、みんなお茶が大好きといった感じで、一人だけ日本人である私に、味はどう?どら焼きもあるんだけど!などと話しかけてくれました。
こちらは日本から出店されているksana。プルンチット駅直結の新しいビルOne City Centerに入っているのでアクセスしやすいですよ。Central Worldにも店舗があるようです。高級な茶葉を使用したシンプルなメニューです。
1杯800円~1000円程度しますが、それでもお店はタイ人の方で埋まっていました。
バンコクは数年前から空前のコーヒーブームで、コロナをきっかけに家でコーヒーをドリップして淹れる人も増えたようです。
タイ北部のコーヒー豆の生産も盛り上がっており、コーヒーフェスなども度々開催され、コーヒー=クールなイメージがあるように思います。
お茶好きの私としては、願わくば抹茶をきっかけに、煎茶やほうじ茶なども広がりを見せて、お茶業界全体が盛り上がったらいいなと願っています。