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2025年11月21日(金)~23日(日)まで、バンコク都内の商業施設・サイアムパラゴンにて、訪日に特化した旅行イベント「第17回Visit Japan FIT Fair」が開催されました。

FITフェアについては、以前ブログでもご紹介しました。
今年は10月末にシリキット王太后が逝去されたこともあり、主催者からはあまり派手な色の服を着ないことや、喪章として黒いリボンをつけることなどが推奨されました。

「まだ見ぬ日本、心を奪う地方の旅」というコンセプトの通り、今年も日本各地から多くの自治体や観光業界関係者が出展しました。



FITフェアには日本が好きなリピーターの方々が多く足を運ばれます。
会場内には、航空会社やタイの旅行会社ブースもあり、訪日ツアーや個人向けのチケット、カスタマイズツアーなどを販売しています。




12月にタイ・エアアジアが仙台空港に就航するという明るいニュースもあり、このフライトを利用したツアーも販売されていました。

タイ国内の不景気や、中国ツアーへのトレンドのシフト等、様々な要因からコロナ前に比べて落ち込んでいる訪日ツアー市場ではありますが、旅行会社の皆さんもFIT向けのサービスを強化したりと、工夫をして頑張っていらっしゃいます。
弊社は昨年に引き続き、東武グループ様のブース運営をさせていただきました。昨年は歌手のガン・ナパット氏を起用してステージイベントなども行いましたが、今年は来場者からの質問に集中して対応することを優先して体制を整えました。
ブースのデザインは、四季を通して魅力があふれる日光や川越などの画像をカレンダー形式にして、来場者に訴求しました。実際、ブースの画像を見て立ち止まってくださるお客さんが多くいらっしゃいました。


大きな路線図は毎年見てくださるお客様も多いことから、今年も同様に設置しました。

カウンターの前面パネルも弊社のデザインです。以前成田東武ホテル様のラッピングバスのデザイン(PAST WORKSからご覧ください!)を行った際に作成したイラストを再利用。


FITフェアには実際に日本に行くことを決めている方々が来場されている印象が強く、質問もより具体的なので、出展側もきちんと回答を準備していくことが求められます。
ブースにはひっきりなしにお客さんが訪れます。



前回問い合わせの多かった日光への日帰り旅のニーズにこたえるべく、今年は日帰りのモデルコースも作成。

よく聞かれるバスの時刻表も欠かせません。

皆さんとても熱心に質問されます。メモをしたり、時には携帯で一緒に旅行に行く人と話しながら、細かい質問が飛び交います。

昨年と似たような質問もあれば、「そんなことまで!」と思う新たな質問もあります。FITフェアは、訪日市場の主流となっている個人旅行者の方々が何を求めているのかを知ることができる、貴重な機会です。
個人旅行者を誘客するためには、何にお金をかけてどのツールをブラッシュアップするべきなのか、見つめなおす貴重な機会でもあると思います。