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めくるめく麺文化

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めくるめく麺文化

こんにちは。コリ企画の田中です。

先日、弊社のタイ人スタッフに「ごはん(お米)が好きですか、麺が好きですか」と質問を受けました。
日本にいるときは、ごはんが多いと思います。麺も好きですが、頻度的にごはんより多いということはありません。

ですがタイにいるときは、平日ランチの5食に3食は麺を食べています(笑)。なぜこれほどタイの麺に魅了されているのか、私なりに考えてみました。よろしければお付き合いください!

1.種類が豊富(スープ、麺、具材、食べ方)
2.麺が重くない
3.量が多すぎずちょうどいい

まとめると、美味しいことはもちろん、比較的ヘルシーで食べやすく選択肢が多い、という結論になりました(個人の感想です)。特に1番めの「種類が豊富」については、ご存じの方も多いと思いますが、お米でできている太麺のセンヤイ(เส้นใหญ่)、中太麺のセンレック(เส้นเล็ก)、細麺のセンミー(เส้นหมี่)、小麦粉でできているバミー(เส้นบะหมี่)、インスタント麺のママー(เส้นมาม่า)、春雨のウンセン(วุ้นเส้น)などからその日の気分で選ぶことができます。

詳細はタイ政府観光庁のウェブサイトにも掲載されていますので、もっと知りたい方はこちらをご覧ください!


それでは、これまでに私が食べた麺料理の写真を少しご紹介したいと思います。

まずはおなじみのタイ焼きそば、「パッタイ(ผัดไทย)」。タマリンドベースの甘酸っぱいソースに麺がからみ、ピーナッツや炒ったお米をトッピングし、タイレモン(マナオ)を絞って、生のもやしをかじりながらいただくと最高です。麺は選べると書きましたが、実はメニューによって大体決まっていることもあります。パッタイは通常はセンレックですが、ウンセンで食べても美味しいです。


炒める系でいくと、タイ醤油で味付けしたパッシーユ(ผัดซีอิ๊ว)も後を引くおいしさです。センヤイでいただくことが多い気がします。


こちらはセンミーバージョンです。


先日のブログ「やみつき食堂Flavorful」でもご紹介した、クイッティアオ・クアガイ(ก๋วยเตี๋ยวคั่วไก่)。こちらも普通はセンヤイです。


インスタント麺を炒めたパッ・ママー(ผัดมาม่า)


あんかけ麺のラートナーは、センヤイでいただくことが多いですが、センミーでも美味しいです。揚げたセンヤイを使ったラートナー・センヤイトート(ราดหน้าเส้นใหญ่ทอด)や、揚げたバミーを使ったラートナー・ミークローブ(ราดหน้าหมี่กรอบ)も、麺がパリパリしてとても美味しいので、あればぜひチャレンジしてみてください。



スープ麺は鶏ベース、豚ベース、牛ベースと様々。こちらはスタンダードなクリアスープのクイッティアオ・ナムサイ(ก๋วยเตี๋ยวน้ำใส)。麺はお好みで選べますよ!


豚の血が入っているクイッティアオ・ルア(ก๋วยเตี๋ยวเรือ)については、過去ブログ「ボートヌードル」で弊社のファーンが解説してくれているので、是非こちらもご参照ください!


色はクイッティアオ・ルアに似ていますが、鶏肉ベースで少し甘めのクイッティアオ・ガイ(ก๋วยเตี๋ยวไก่)。


紅腐乳をベースにしたピンク色のスープ、酸味が美味しいイエンタフォー(เย็นตาโฟ)。こちらも過去にブログ「イエンタフォーが好き!」で紹介していますよ!


こちらは珍しい牛肉の出汁と牛肉のルークチン(肉団子)が入ったあっさりスープ。


トムヤムスープにはインスタント麺のママーを合わせるのがお気に入りです。


ワンタンが入っているお店もありますよ。ワンタンはバミーと合わせて食べる方が多いように思います。


豚のモツがたくさん入っているトムルアットムー(ต้มเลือดหมู)は、スープだけを頼んでご飯と食べることもできます。


わたしは汁麺が好きですが、汁なしでオーダーすることも可能です。その場合、唐辛子やトッピングをかけて混ぜて混ぜそばのように食べる人が多いです。


そして最後にチェンマイグルメのカレーヌードル、カオソーイ(ข้าวซอย)もご紹介します。


おそらくまだまだ私が食べきれていない麺料理がタイにはたくさんあるのだと思います。

これからもわくわくしながらタイの麺文化を楽しみたいと思います。

皆さんもぜひ、お気に入りの麺料理を見つけてくださいね!