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スワンナプーム空港博物館

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スワンナプーム空港博物館

私が初めてタイへやってきた約30年前は、スワンナプーム空港は無く、ドンムアン空港を利用し、日本からタイへ入国をしました。

ちょうど、子育てが始まったころにスワンナプーム空港が開港。ずいぶんと規模が大きくなり、その建屋が近代的でかっこいいなと感じた記憶があります。


反政府勢力による空港封鎖などもつい最近のことのように思い出せますが、この20年、私にとっても沢山の思い出が詰まった空港でもあります。

毎月何回も足を運ぶこともある場所であるにも関わらず、空港直結で「スワンナプーム空港博物館」があることはつい最近まで知りませんでした。

コロナ前の2016年にはすでにオープンしていたこちらの博物館、すごく良かったので是非是非皆さんに足をお運びいただきたいです!

まずはアクセスですが、こちら出発ロビー階と繋がっています。9番出口で外に出ていただくと駐車場のターミナルの方にあります。

入り口を入ると、広々としたホールが広がります。


とても厳かで、シャキッとした空気が流れています。


まずは入り口右側のカウンターで受付をしてもらいます。名前や出身国、人数などを記入します。


その横にはフォトスポットもあります。


「9(เก้า)」(カーオと発音します)という数字はタイではとても重要な意味を持っています。国民から愛され、尊敬されているプミポン国王はラーマ“9”世です。また、同じ発音でスペルが違う単語ก้าวは「進歩する、発展する」という意味があります。日本では9という数字はそこまで縁起の良いものとして捉えられていない気がしますが、タイでは人気のある数字です。

こちらの博物館では「9」にちなんで、各種展示がされています。


9つの展示エリアに分かれており、飛行機の歴史から、スワンナプーム空港に関するあらゆる情報が詰まっています。

平日の昼前に伺ったのですが、来場客が少なく、スタッフの皆さんが5-6人でフルアテンド!


外国人旅行者向けに流暢な英語でご説明くださるスタッフの方もいらっしゃいました。


東洋のベニスともいわれるバンコクでは水路が発達し、水が豊富なエリアです。船を交通手段としていた時代から、飛行機の時代への移行の様子を上手に展示しています。


現在のスワンナプーム空港の全貌を巨大なモデルを見ながら知ることができ、空港のヘビーユーザーとしてはとても興味深かったです!


また、空港内に隠されている「9」の数字に関する秘密も知ることができます!(こちらは実際に足を運んでご確認ください!!)

少し早めに空港に到着した時や、お迎えのお車を待っている時間などにこちらの博物館へ足を運ばれるのはいかがでしょうか。素敵な発見が待っていると思います!!