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先日タイ全土で公開されたタイ映画『แต่ง…MONK (Will you marry monk?)』”テンモンク(僧侶と結婚しますか?)“は、日本でも多くのシーンが撮影されました。
福島県内ではいわき市、会津エリアにタイからのキャストやクルーが長期滞在をして、寒さの中撮影を頑張りました!
今回のブログでは、福島県内での撮影の様子を少しお話したいと思います。
映画のタイトル通り、お坊さんが主役の作品です。お寺がロケ地の一つでもあり、今回はいわき市にある常福寺(赤井嶽薬師)さんでお世話になりました。
いわきフィルムコミッションのご担当者さんからご紹介していただいたのですが、こちらの住職さんはとても協力的で、劇中にもご登場くださいました。
ロケハン中や撮影中に、「XXXXできますか」「●●を使っても良いですか」「△△はお借りできますか」と少し無茶なお願い事をしても、全力で助けてくださったのが、こちらの住職さんとフィルムコミッションのご担当者さんです。
ガレージのお荷物を片づけて、撮影用スペースを作ってくださったり、
寺務所の入り口でロケ弁を広げさせてくださったり・・・
ちなみに、先日こちらのブログでもロケ中のお弁当に関してご紹介をしました。
ロケ中のお弁当で大人気だったのは福島県内もう一つのロケ地であった会津若松にある「たらちね」さんです。
ブログ内でもご紹介させていただきましたが、会津に滞在中はほぼ毎日、たらちねさんの愛情いっぱいのお弁当を頂きました。
日本で何度もロケを体験しているクルーも、美味しい美味しいと大絶賛でした。
美味しいお弁当以外で会津で印象に残ったロケ地はリステル猪苗代です。タイの訪日旅行者にも人気のある宿泊施設で、冬場はスキー場や、スノーパークなどがあります。
今回のロケでは・・・どんなシーンを撮影したのでしょうか?
タイから持ち込んだ自転車を組み立てて・・・
スタントマンが準備して・・・
そう、今回は、雪のないリステルのゲレンデで、マウンテンバイクでおいかけっこをするというなんとも破天荒なシーンの撮影です!
強烈な急斜面・・・ここを滑り降りるのもなかなかのスキルが必要ですが、撮影機材やらをここまで持っていくのも一苦労です。
リステルの皆さんや、地元の方々のお力もお借りして軽トラで何往復もしていただき、3日間という限られた時間の中で、天候を気にしながら、効率よく撮影を進めることが出来るように皆が協力をします。
広大なリステルのゲレンデはドローンを使った空撮でアクロバティックなシーンを撮影しました。
ドローン撮影を専門にされている福島県内の事業者さんにも大変お世話になりました。
トイレや食事もスムーズにできない中、途中の急な天候の移り変わりにも耐えて、誰一人愚痴もこぼさず、皆で協力して難しいシーンの撮影を乗り越えられたことは、当作品の良い思い出の一つでもあります。
『แต่ง…MONK (Will you marry monk?)』”テンモンク(僧侶と結婚しますか?)“の予告編は↓からどうぞ!
https://youtu.be/dRT932oHSKE