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ペッチャブーンの名物「マカーム」

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ペッチャブーンの名物「マカーム」

こんにちは!バンコク本社のネーンです。

お正月の連休はいかがでしたか?

タイ人は実家に帰って家族と時間を過ごします。バンコクから故郷に帰って家族と旅行する人も多いです。新年には、バンコクは静かになって故郷は賑やかになります。

今回のお正月は12月25日からお休みになりましたので、私も実家に帰りました。家族と時間を過ごしてパーワーアップしました!

私の出身は「ペッチャブーン」という県です。地名を聞いたことがありますか?外国人にはあまり知られていないと思います。タイ人でも知らない人も多いです。友達と話す時は、よくバンコクに近いペッチャブリー県だと思われていました。^^;

バンコクからペッチャブリー県へのアクセスは2時間~3時間ぐらいですが、ペッチャブーン県はバンコクからバスで8時間ほどかかります。車でも6時間ぐらいかかります。
距離がかなり遠いですね~。


北部、中部、東北部の間に位置するペッチャブーンは、山や川などとても自然豊かな場所です。その涼しい気候から、タイの小さなスイスとしても知られています。タイの乾季には、旅行者が多いです。最近、タイ人にも人気が高くなってきている観光地なのです。

絶景スポットだけではなく、タイではペッチャブーンといえば「マカーム(タマリンド/Tamarind)」も思い浮かべます。ペッチャブーン県の標語にも「ムアンマカームワーン(甘いタンマリンドの地域という意味)」と書いてあります。さらにタマリンドはペッチャブーン県の木に指定されています。大事な木です!タマリンドは酸っぱいものと甘いものが2種類あります。



家の後ろには、私の家族の小さいタマリンド果樹園があります。見に行きましょうか?





タマリンドの形は「ポン・デ・リング」みたいと思います。


こちらは酸っぱいものです。そのまま食べないほうがいいです。


酸っぱいタマリンドは大きいので、砂糖で果物を漬ける「チェーイッム」にします。
マカームチェーイッムはこちらです。


サイズはこれぐらいです!





また、酸っぱいタマリンドは日差しで乾燥させて調味料として使います。例えば、パパイヤサラダ「ソムタム」に入れるのです。

乾燥させた酸っぱいタンマリンドは水を入れて手で搾ると、茶色になります。「マカーム・ピヤク」と呼びます。調味料だけではなく、化粧品としても使えます。昔はローションがないので、女性たちはマカーム・ピヤクを肌に塗って5分~10分ほど置いてから洗い流しました。肌が柔らかくてきれいになります。今でもタンマリンドを使った化粧品もあります。




酸っぱいので、ビタミンが豊富で便秘に効きます。タイの伝統の薬です。お土産としても、マカームの色々な商品がたくさんあります。食べやすくしてあります。


(皮と種を取った甘いタンマリンドの果肉)


(甘いタンマリンドと砂糖を混ぜたもの)


(タンマリンドのジャムを挟んだバナナチップス)

ペッチャブーン県で遊ぶ機会があれば、マカームの商品を試食して買ってみてください。マカームを楽しんでくださいね。