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息子が大好きなタイのお菓子「ローティー・サイマイ(โรตีสายไหม)」は、ふわふわしたカラフルな綿菓子を薄いクレープ生地のような「ローティー」で包んでいただくアユタヤ県の名物です。
このカラフルさが目印!バンコクでもスーパーなどで見かけることはありますが、どこにでもあるわけではありません。
こちらはオンヌットのLOTUSです(ない時もあります)。
また弊社バンコクオフィス近くの路上には、毎週水曜にローティー・サイマイを売りに来る女性がいらっしゃるので、食べたくなった時には水曜の昼に購入しています。
息子の好きなローティー・サイマイを是非本場で食べてみたい!と、先日久しぶりにアユタヤへ行ってきました。
バンコクから車で1時間半ほどのアユタヤは、ご存じの方も多いと思いますが、14世紀から18世紀にかけてアユタヤ王朝の都として栄えた都市で、現在では遺跡群が整備され、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
アユタヤを訪れたのは、10年ぶり!3回目です。この日はとても暑かったので、遺跡めぐりはしないつもりで行きました。アユタヤに行くなら、本当は泊まりがけがおすすめです。日中は暑く、日よけのない遺跡巡りをするのは危険を感じることさえあります!夕方から夜のライトアップ、または翌朝涼しい時間帯の散策などがおすすめです。(写真は過去訪問時のもの)
アユタヤに着くと、あちこちにローティー・サイマイのお店が!アユタヤに来た!という感じがします。過去2回来たときはローティー・サイマイに注目していなかったので、今回は新しい発見ができてうれしいです!
昼前にアユタヤに着いたため、先に食事をすることにしました。アユタヤにはチャオプラヤー川沿いにレストランやホテルが並んでいます。私たちは、雰囲気のよさそうなお店「トムマムアンカフェ」に入りました。
室内席は予約専用だったので、テラス席へ。タイは暑いのですが、日本のようにジメジメとはしていないので、こうしてテラス席でも木陰にしたり、大きな送風機を置いてくれたりすると、不思議と快適に過ごせます。
チャオプラヤー川は、北部のナコーンサワン県からここアユタヤ県を通り、バンコクまで続いています。この辺りは川幅も狭く、行きかう船もあまりなく、バンコクのにぎやかなチャオプラヤー川とはまた雰囲気が異なりますね!
こちらのお店はメニューが豊富で、辛い物が苦手な私たちは、パッママー(インスタント麺炒め)、チャーハン、そしてムー・サテ(豚肉の串焼き)をオーダー。どれもとっても美味しかったですよ!
お店を出たら、やっぱりジリジリ暑い!車に乗り込んで、地元の有名なローティー・サイマイ店へ直行しました。
「ローティーサイマイ・アビーディン」は、アユタヤ歴史公園の近くにある人気店です。店の前には路上駐車の車がいっぱい!人が多くてあまり写真は撮れなかったのですが、お店の方もてきぱきとすごい速さで商品を売りさばいていきます!
お値段は一番小さなセットで40バーツほどです。イートインスペースはないので、すぐに車に戻り、近くのカフェでドリンクをオーダーして、その場で食べさせていただくことにしました(こういうところがタイのお店は融通が利いてありがたいです!)
見た目は、バンコクで買うものとあまり変わりませんが、生地がもちもちしていて、少し大きめだと思いました。
早速、慎重に生地をはがして・・綿あめをのせて、くるくるして・・
パクリ!息子もご満悦です(笑)
さてミッションが終了したので、あとはバンコクに帰るだけですが、せっかくアユタヤまで来たので、人気の田んぼカフェに寄ってもらいました。
「ラックナー アユタヤ」は、田園の中にあるカフェです。入口が特徴的ですね。
川沿いもいいですが、タイの田園風景もとても癒されます。私はドリンクだけオーダーしましたが、お食事もおいしそうでした!こちらでランチされるのもいいと思います。
最後に、ローティー・サイマイのきちんとした説明について、タイ政府観光庁(TAT)のウェブサイトから引用させていただきます。「パームシュガーから作られた糸の束のような柔らかい飴を米粉で作ったクレープ生地で包んで食べるもの。16世紀初頭、貿易のためにアユタヤにペルシャ人が多く住んでいた時代に、「パシュマック」と呼ばれるイランの綿菓子の影響を受けてできたといわれています。」
歴史を知ると、更に面白いですよね。
皆さんもぜひ、アユタヤに行かれたら、ローティー・サイマイを召し上がってくださいね!
MAP
川沿いランチ:トムマムアンカフェ https://maps.app.goo.gl/auC9dyjLQXhj4s4R6
ローティーサイマイ・アビーディン https://maps.app.goo.gl/KZFt7QwPmJAkLZ6R9
田園カフェ:ラックナーアユタヤ https://maps.app.goo.gl/WLJoPSac53xZcRdB7