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“岡倉(おかくら)”って何だろうと思ったのは2024年の年度始まり、弊社が岡山県のレップを受託した直後です。
「岡倉に関しては~」などというお言葉を耳にしても、何を意味しているのか分かりませんでした。
どういう意味なのだろうとお伺いしてみると、岡山市と倉敷市をまとめて“岡倉”と呼ぶことが分かりました!
2市はタイからの誘客にも力を入れており、過去にも数多くの誘致事業を実施しています。
2024年11月に、タイのトラベルブロガーのお2人と“岡倉”へ4泊5日の旅をする機会に恵まれました。
今回旅をご一緒してくださったトラベルブロガーのお2人(ナナさんとバードさん)は、それぞれ訪日旅行の情報発信をSNS上で定期的に行っています。
ナナさん(上記画像左)
https://www.facebook.com/maichaiGURU
バードさん(上記画像右)
https://www.facebook.com/tiewyeepoon
弊社とのお仕事の機会も多く、お2人の頑張りに毎回助けられております。
ところで、皆さんはどうでしょうか。
岡山市と言えば?後楽園、岡山城などでしょうか。訪日旅行が好きなタイ人の中には「岡山駅前のイオン!」という方もいらっしゃるかもしれません(笑)
倉敷市と言えば?やはり圧倒的な知名度・認知度を誇るのは美観地区でしょうか。
過去のプロモーションでは後楽園、岡山城、美観地区が度々取り上げられ、それ以外の魅力が前に出ている感じがあまりなかったので、今回はもう少しエッジを効かせてみようということになりました。
“岡倉”のどのような魅力に迫ったのか、旅の一部をご紹介したいと思います。
【岡山市内】
招き猫美術館が岡山市内にあるのをご存じでしょうか。岡山市内といっても、新幹線が往来する岡山駅の近くではなく、少し山の中に入った場所にあります。
猫が大好きな館長さんが心を込めて運営されています。館内は可愛らしい猫だらけ!
こちらでは「招き猫の絵付け体験」が出来ます。
お2人にも挑戦していただきました!何色を使うかでご利益が異なるということで、30分ほどの絵付け体験も大盛り上がりでした。お土産に持ち帰ることもできますし、とても可愛らしい体験ですね。
招き猫美術館ウェブサイト
https://www.manekineko-m.jp/
2025年に瀬戸内芸術祭が開催されますが、その舞台の一つになる「犬島」へも今回足を運びました。
岡山市内の宝伝港から犬島への船が出ています。こちらの船は波の状況によっては運航できない日があるため、取材当日に無事に渡島できるか一抹の不安もありましたが、晴天に恵まれ、美しくアートにあふれた島で、その歴史から現在に至るまでの様子を改めて知ることが出来ました。
近年、瀬戸内海の島々に対するタイの方の興味が増しており、お問い合わせも多くなっております。香川県や岡山県のプロモーションを担当させていただいている弊社としては嬉しい限りです。
その他、岡山市内で今までタイの訪日市場にご紹介をしてこなかった紅葉スポットや、お花のスポットの取材なども実施しました。
【倉敷市内】
美観地区でのレンタル着物散策は鉄板ですが、今回は美観地区以外に、児島での取材も大いに楽しんでいただきました!
何度かタイの皆様をお連れしておりますが、大人気なのが、ベティスミス ジーンズミュージアム&ヴィレッジとそのすぐ近くにある児島学生服資料館。
ベティスミス ジーンズミュージアム&ヴィレッジでは大島社長がきめ細やかにジーンズの歴史や背景などを楽しくご説明くださり、毎度のことではありますが、みんなで爆買いです!
オリジナルグッズ作成の体験が出来たり、ショップではグッズが可愛いのはもちろん、着心地の良いアパレル商品を楽しく購入することが出来ます。
ベティスミス ジーンズミュージアム&ヴィレッジ
https://betty.co.jp/village/
また、児島学生服資料館では、日本ならではの学生服を着て写真撮影が出来ます!日本のアニメが大好きなタイの皆さんにとって大盛り上がり間違いなし。
黒板の前に並び、盛大に写真撮影大会です。夏服と冬服が準備されており、ブレザーからセーラー服、学生鞄などの小物も沢山揃っていて、本当に楽しい博物館です。
また、実際に学生服や体育用ジャージなども購入できるため、日本が大好きなコスプレーヤーの方にとっても最高の場所ではないかと思います。
児島学生服資料館
https://gakusei-fuku.jp/
倉敷と言えば美観地区ですが、その中には、倉敷の名産品であるマスキングテープを専門で扱っているお店があり、体験をすることが出来ます。
お好きなマスキングテープを自由に使って扇子をデコレーション。どんなテーマで、どんな色合いで作るか、わちゃわちゃ盛り上がりながら楽しい体験です。
TANE
https://www.kurashiki.shop/
今回こちらでご紹介した以外にも沢山の新規スポットへ参りました。岡山の美味しいも沢山体験していただき、移動中も含め、終始、笑顔と笑い声の絶えない旅となりました。
どんどん成熟しているタイ人訪日旅行市場。情報収集の力が受け入れ側の想像を超えるスピードと量で行われる近年、どれだけ有意義で新しいコンテンツ紹介を丁寧にしていけるかも、インバウンドプロモーションにおいて大切な要素かもしれませんね。
引き続き、弊社もタイ人訪日旅行者の皆様にとって興味深い情報発信を心がけていきたいと思います!
弊社運営タイ語SNS
https://www.facebook.com/feeljapanbykoriplanning