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GrabでGo!

旅に出よう

GrabでGo!

Grabといえば、東南アジアによくいらっしゃる方であれば既におなじみの配車アプリだと思います。

配車だけでなく、運転代行、荷物の配達(Grab Express)、フードデリバリー(Grab Food)等、ひとつのアプリで色々な機能が使えるのが本当に便利です。

最近は、Grabの配車料金が高く、より低価格のBoltや、気軽に使えるMuvMiを利用する方も増えてきましたが、それでもやはり、Grabのシェアは大きいと思います。


外国人にとって嬉しいポイントは、いくつもあります。
・アプリ上のマップで目的地を指定できる(タイ語や英語で説明しなくてよい)
・事前に明確な値段が把握できる(値段交渉をしなくてもよい)
・クレジットカードを登録すればアプリ上で決済が可能(現金のやりとりが発生しない)

空港からもタクシーに乗らずに、Grabを利用する旅行者が増え続ける中、今年3月、スワンナプーム空港にGrabの専用乗降場が開設されました。

既にご存じの方も多いと思いますが、先日初めて利用する機会がありましたので、ご紹介したいと思います。

まず到着口を出ると、案内板の通り、「Public Transportation」がある1階へ降りていきます。


1階へ降りて、「Public Taxi」と案内のある出口を出ます。4番出口になります。



目の前の道路の先に、Grabの大きな看板と人だかりが見えますので、すぐに分かりますよ。


ちなみに、道路を渡る手前には、以前のブログでご紹介した、VIPタクシーの「CABB」のスタンドもありますよ。少し高くなりますが、快適でワンランク上の移動を求めている方にはお勧めです!


さて道路を渡るとものすごい人だかりです・・!


Grabアプリを開いて、目的地を入力すると、すぐに車は確保できましたが、「ピックアップポイントに着いたら写真を送ってください」と自動メッセージが届きます。どうやら、ピックアップポイントに到着した証拠に写真を撮って送らなければ、待機場からその車は出られないようです。


乗り場を見ると、1列にずらっと車両が並び、ピックアップポイントでお客さんが素早く乗らなければ、車両は停車しておくことができないので、ぐるっと引き返して、また最後列に並ばなくてはいけません。

そのため、乗客がピックアップポイントに到着してから待機場を出る仕組みになっているようです。

私はピックアップポイントの写真を撮影して、「もうここにいるよー」と、メッセージを送りました。


すると、ドライバーからは出発の連絡が入ります。車両のナンバーと位置は、アプリ上で確認できますが、スーツケースを持っているので、なるべく前の方にいて、すぐに乗れるようにしたい気持ちはみな一緒(笑)。


拡声器を持ったスタッフが、英語で車両ナンバーを次々に読み上げます。聞き取るのはかなりの集中力が必要です(笑)。

でもそこでなんとかなっちゃうのもタイ。Mapで車両が大体近くに来ていることが分かる上、ドライバーが、逐一、「あと350Mだよ」とか、「あと20Mだよ」とチャットを送ってくれます。


そして20分ほど待って、ようやく乗れました!乗ってしまえば、あとはお任せ!

高速を使う場合には、高速料金は現金で払いますが、高速を使いますか?と事前に聞いてくれます。Grabのドライバーであれば、「Highway?」などと片言の英語で聞いてくれる方が多いですよ。

スワンナプーム空港から、スクンビットエリアにある自宅まで、550バーツでした。数年前まで、空港まで片道300バーツが目安だったことを思うと、運賃の上昇具合がよくわかります。

到着したら、アプリの画面が評価画面に切り替わります。満足したら、★を多めにつけて、アプリ上でチップを払うことも可能ですよ。

Grabには様々な選択肢があります。「Just Grab(一般車)」「Grab Taxi(登録Taxi)」「Grab Bike(バイク)」の他、「GrabCar Premium」「Grab SUV」「Grab Taxi VIP」、ペットOKの「GrabPet」まで!


そんな中で、女性におすすめしたいのが、「Grab for Ladies」です。私は深夜便で日本に帰国する時に使っています。夜中に女性一人でタクシーを利用するのは、海外では、やはり気を付けた方がよいですよね。そんな時に、女性ドライバー限定で配車をしてくれます。


先日利用した際の女性ドライバーは英語がとても上手で、道中楽しくお話ができました。ずいぶん華やかな雰囲気の方だな・・と思っていたら、なんでも、日中はテレビ局で働いているというのです!

「バンコクの夕方は渋滞がひどいから、帰宅するより好きな車を運転してお金を稼ぐほうが効率がよいでしょ?こうして楽しく話もできるし!」ということでした。旦那さんも夜遅く、小学生の娘さんは、毎晩おばあちゃんが寝かしつけてくれるのだそうです。

タイのこの緩さ、おおらかさ、効率のよさ、ポジティブな考え方!是非見習いたいと今回も思ったのでした。

そんな楽しい出会いや気づきもあるGrab。皆さんもぜひ、Grabを使いこなして、快適なタイ旅行を楽しまれてくださいね!