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バンコク本社の田中です。
タイでは5月17日から、1日から禁止されていたレストランでの店内飲食が再開しました。収容可能人数の25%以下の人数制限が条件です。
3月中旬から2か月半をほぼ自宅で過ごしている4歳の息子が「出かけたい」と言うので、密を避けて、郊外のカフェに行くことにしました。
人の少なそうな郊外、かつ敷地の広いお店を探して、やってきたのはバンコクから車で1時間弱のノンタブリ県にあるこちらのカフェ。
カフェNamiは、タイの伝統家屋を利用した、日本でいうところの「古民家カフェ」です。お庭もとても広く、テラス席もあります。
目の前には小さな川をはさんで田んぼが広がる絶景です。
また、お店の二階は自由に上がれるようになっていて、タイの伝統的な家屋の雰囲気を存分に感じることができます。
この風通しのよさが、とても気持ちいいんです。暑いはずのタイですが、涼しく感じられます。
こちらは新しくできた貸切イベント用のスペースで、結婚式やパーティーなどができるようです。
私はランチに「パッガパオ・タレー」をオーダーしました。ピザや、とんかつなどの和食もあったのですが、やっぱりこの雰囲気ではタイ料理が食べたくなります。
話はそれますが、パッガパオは日本でも「ガパオライス」として人気のタイ料理ですよね。
「ガパオ」とはタイバジルの意味で、タイの食堂で「ガパオ」と言っても通じない場合があります。「パッ」が炒めるという意味なので、「パッガパオ」と言って、その後に具材を付けます。鶏肉なら「パッガパオ・ガイ」、豚肉なら「パッガパオ・ムー」、海鮮なら「パッガパオ・タレー」です。更に細かく言うと、豚ひき肉なら「パッガパオ・ムーサップ」、エビなら「パッガパオ・クン」と言った具合に注文します。
本場のパッガパオは辛いです・・辛いのが苦手な方は「マイ・サイ・プリック(唐辛子を入れないで)」「ペッ・ニッノイ(少しだけ辛くして)」とオーダーすれば大丈夫です。
パッガパオ・タレー、やはり「ペッ・ニッノイ」でも辛かったですが、美味しかったです。
そしてここはかき氷が有名なお店のようでした。せっかくなのでひとつオーダー。息子も大喜び。
バンコクでも、かき氷やパンケーキが食べられるお店は結構ありますが、自然の中で食べるかき氷、なんだか贅沢で美味しく感じました。
バンコクから少し距離はありますが、密を避けて、ドライブがてら訪れるのにとてもよかったです。このあたりは川沿いに多くのカフェがあるため、また開拓しに行きたいと思います。