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バンコクでWFH

私たちの事

バンコクでWFH

バンコク本社の田中です。

タイでは新型コロナウイルスの感染第3波が長引いており、4月の新学期から休校措置が取られました。バンコクを含む高リスクエリアでは、措置が延長され、学校はまだ始まっていません。

弊社ではタイ政府のWFH(Work From Home)要請に従い、4月から在宅勤務を続けております。子供と一緒の在宅勤務、感染防止という点ではとても安心なのですが、親の思った通りにはなかなかいきません・・。

我が家の場合、息子は4歳で幼稚園児のため、オンライン授業と言っても歌や体操、工作がメイン、動画は1日1時間ほどです。宿題やテストがあるわけではなく遊びの延長なので、比較的親の負担は少ないほうかもしれません。

午前・午後と少しでも「お仕事するのでこれをして遊んでいてね」という時間を設けて仕事を進めようとしますが、4歳という微妙な年齢・・それもうまくいく場合といかない場合があります。

そこで夫が在宅勤務できる日は、私は近所で作業ができるカフェを探して、集中した仕事の時間を確保するようにしています。幸いなことに徒歩圏内にカフェがいくつかあるため、ローテーションで通っています。マスクに消毒液を携帯して、万全の体制で外出します。

作業をするカフェの条件としては、人が少ないこと、BGMがうるさくないこと、Wi-Fi環境、コンセントがあることです。一つ目の人が少ないこと、に関しては、今は平日どこにいっても人は多くありません。Wi-Fi環境に至っては、もはやバンコクのカフェで整備していないところを探すほうが難しいと思います。


今バンコクでは、飲食店の営業は収容人数の25%を上限に許可されています。お店側もかなり感染対策を徹底しており、従来より席数を減らして営業しています。


コンセントがあるカフェも多く、平日は長居しても問題なさそうです。ただ、コロナ禍で客足が遠のき、閉店してしまうんじゃないかなというお店もあります。

こちらのカフェ、よく利用していたのですが、先日行くと店内で販売されていた商品がすべてなくなっており、看板も外されていました(涙)


向かいには、ヨーグルトアイスが有名なお店があります。このお店は全ての席にコンセントがあるため、困った時にはとても重宝します。今、ここも平日はとても空いています。写真はだいぶ前に撮影したものですが、最近は席数が減らされています。


つい先日新しく見つけたこちらのカフェは、小さな通りの更に小道を入っていったところにありました。セレクトショップが併設されているおしゃれな隠れ家カフェといった感じでした。コーヒーにこだわりがあるらしく、とても美味しかったです。




今日ご紹介したようなカフェでは、だいたいカフェラテが1杯350円~450円くらいです。うっかりお財布を忘れても、大抵QRコードでモバイル決済できるので、うっかり者の私はとても助かります。


ただ一つタイのお店の難点は、冷房が効きすぎていることです。コンセントのある席が寒いと、とても1時間耐えられないくらいです。必然的に、上着は必須アイテムです。

ちなみにタイのご家庭では、少し裕福な世帯ではシッターさんがいたり、もしくは祖父母や親戚に子供を預けるのが普通であるため、共働き家庭の在宅勤務もそこまで大変ではなさそうです。

また、全世帯の48.5%が自営業(日本は約11%)というタイならではの事情もあり、子供がよくお店の手伝いをしたり職場で遊んだりしているのを見かけます。世論調査では「学校の安全が確保できるまで子供を通わせたくない」という意見も多く、日本との子育て事情の違いも垣間見えます。

このような状況下ですが、お仕事をいただけることに感謝し、柔軟な働き方ができる環境にも感謝しながら、共にコロナを乗り越えていけることを願っております。