BLOG
ブログ
今回のブログは過去にも弊社ブログに寄稿してくださった、裏磐梯松原キャンプ場の広大さんが、タイでの体験を記してくれました。初めてのタイ旅行、どのような体験をされたのでしょうか?2回に分けてお届けします。一緒に旅に出てみましょう!
こんにちは、松崎広大です。先日のブログでお伝えした東北イベント後、しばらくバンコクに滞在していくつかの観光地を訪れました。今回は私が行ったタイの観光スポットについてご紹介します。とはいえ王道スポットばかりなので御存じの方も多いかもしれませんが、まだタイへ来たことがない方は、行ってみたいと思ってくれたら嬉しいです!
さて、タイといえばまず何を思い浮かべるでしょう?私もそうでしたが、きっと多くの方がお寺と答えると思います。インターネットで検索してみても、やはりおすすめの上位に寺院が出てきます。
特に有名なのが3大寺院と呼ばれる「ワット・ポー」、「ワット・プラ・ケオ」、「ワット・アルン」です。ここはタイに来たら絶対に外せない、ということで私もまずは3大寺院へ行きました。
「ワット・ポー」は別名涅槃寺といい、大きな黄金の涅槃像が祭られているバンコクで最も古い寺院です。私もテレビで見たことはありましたが、実際に見た涅槃像は想像以上に大きく、まさに圧巻。
穏やかな表情のお釈迦様を見ていると心が洗われるよう気がしました。そしてこの寺院は昔医学などの学問を学ぶ場所だったそうで、人体図や医学にまつわる展示がありました。そこからタイ古式マッサージが生まれ、現在でも総本山として多くの人が学んでおり、ここではそのマッサージを受けることもできます。
「ワット・プラ・ケオ」は王宮の傍にあり、タイで最も格式の高いお寺と言われています。なぜそういわれているか、それは一目でわかります。入り口を入ってすぐの本堂は壁から柱に至るまで一面に鏡のようなタイルで鮮やかに彩られており、太陽の光で輝いていました。
中はさらに豪華で、翡翠で作られたエメラルド仏が御本尊として正面に鎮座しており、その周りは金の装飾と、壁と屋根には宇宙観を表すという細やかな絵が描かれています。息をのむほどの美しさと、神聖な雰囲気に誰しも感動することでしょう。
また上から下まで金色の仏塔や、物語が描かれた回廊など、どこを見ても興味を惹かれます。さらに寺院から出口に向かうと、横には立派な宮殿が並んでいます。これらは現在人が住んでいませんが、王室の儀式や祭典で使われるのだそうです。入口から出口までずっと見どころ満載のところでした。
「ワット・アルン」は別名暁の寺といい、三島由紀夫の小説のタイトルにもなったことで知られています。特徴は四方を小さな塔に囲まれた、高さ66mにもなる大仏塔です。
他の寺院の仏塔にない鬼や猿などの彫刻があり、上から下まで色とりどりのタイルで装飾されています。近くで見るとその技巧に感心しますが、遠くから、特にチャオプラヤー川から眺めると、一際存在感を放っていて見事です。
ちなみにワット・ポーからワット・アルンへは片道5バーツの渡し船で行くことができます。陸路で行くより早く、川からの景色も見られるのでぜひ乗ってみてください。
そしてこの3大寺院に加えてもう一つ人気なのが、「ワット・パク・ナム」です。こちらは最近SNSで話題になり、日本でも注目されています。
遠くからでも見える高さ69mの大きな仏像と、隣に大仏塔がそびえていますが、一番の見どころはなんといっても、その大仏塔の最上階にある、ガラスでできた仏塔です。エメラルドに光る仏塔とプラネタリウムのような天井画は神秘的で、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
他にもタイ国内には世界遺産のアユタヤをはじめとした大小さまざまな寺院や遺跡が存在します。そして仏教は人々の生活にも根強く結びついており、国民の9割が仏教を信仰しているといわれています。だからこそ気を付けるべきタブーがあります。
例えば寺院参拝時に短パンやノースリーブ、サンダルなど肌の露出が多いものはNGであったり、女性はお坊さんに触れてはいけないなど。人気観光地であると同時に神聖な場所でもありますので、事前にマナーを調べて、敬意をもって参拝するようにしましょう。
次回は、寺院以外で私が訪れた場所をご紹介したいと思います。