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コリ企画代表の比護です。
私は対面でコミュニケーションをとることが好きです。世界中でコロナウィルスの感染がなかなか収まらない中、ZOOM等を駆使したオンラインセミナー、商談会、ワークショップ等が日常となりましたが、あまり得意ではなく、常に躊躇している自分がおりました。
気が進まない大きな理由は、「相手とのエネルギーの交換ができない」ということでした。教えて欲しいこと、伝えたいことに、画面上で熱量のやり取りをするのが極めて難しいと感じていたからです。この2年、そう思いながらも、冷や冷や緊張しながら色々な分野でのオンライン対応を続けてまいりました。
そんな中、弊社がメインで発信する立場として、2月18日(金)に福島県の観光情報を紹介するオンラインセミナーの開催をいたしました。募集を開始し、90名近くのタイ現地旅行会社の皆様がお申し込みくださりました。ご参加くださる皆様のお時間を少しでも有意義なものにしたいという気持ちが日に日に強くなりました。
セミナー告知のキービジュアル
2時間という短くも長くも感じることが出来る時間の中で、参加した方が飽きずに、退出せずに、最初から最後までお楽しみいただくにはどうしたら良いか。事前に色々なオンラインセミナーに参加し、試行錯誤を重ねました。
弊社は過去15年の間に対面によるセミナーは何度も実施してまいりました。各回ごとに様々な工夫を凝らしてきましたが、今回はオンラインという環境で、どれだけご参加いただく皆様を魅了できるか、準備を始めた数か月前は不安と期待が入り混じっていました。
暗中模索を繰り返す中で、弊社がたどりついた結論は:
1.冗長な通訳が必要な日本語の説明を入れない。
2.パワーポイントのスライドだけを使用し淡々と観光コンテンツの説明をしない。
3.視聴者が感情移入できるような動画の準備をする。
こちらの3点でした。これらの実現のために、様々な準備を行いました。2時間すべてタイ語で進行し、プレゼンの途中、4-5枚のスライド毎にコロナ禍で実際に福島に足を運んでくれた在日タイ人ガイドさんのインタビューや座談会の映像を流しました。
在日タイ人ガイドの方へのインタビュー動画
また、セミナーの最後30分は、コロナ前に複数回福島に訪問経験のあるタイの旅行会社代表の方に、福島での想い出やコロナ後に向けての思いをお話し頂きました。
今回MCを担当した文化人のアット・ブンナークと旅行会社代表
初めてのオンラインセミナーの主催ということもあり、現場では弊社のスタッフの緊張も最高潮でした。
無事に2時間のセミナーを終え、振り返れば、お申込みいただいた90名近い方々がほぼ皆様、2時間を通じてお付き合いくださり、アンケート回答ではインタビュー動画や、福島を共に懐かしみ感情移入できるトークショーへのお褒めの言葉を多数頂戴いたしました。
ホッとしたのもつかの間、今度は3月15日(火)にダイヤモンドルートのオンラインセミナーがございます。福島を含む、茨城、栃木、東京をつなぐダイヤモンドルートの魅力を画面越しの皆様にどのようにお伝えできるか、自分たちに極度の?!プレッシャーを与える日々はまだまだ続いております。直接お会いできない分、オンラインでご参加くださる皆様をワクワクさせられるセミナーにするべく、猪突猛進で準備を進めてまいります!