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バンコク本社の田中です。
バンコクでは6月28日から、飲食店の店内利用が禁止されました(つい先日、9月1日からの店内利用が条件付きで許可されましたが、利用条件が厳しくどのような運用になるのか本日時点ではまだ見えていません)。教育機関は4月からずっと閉鎖されているため、自宅で息子を見ながらでは日中仕事がはかどらず、夫と交代で近所のカフェに移動し仕事をしていた私にとって、集中して仕事をする場がなくなってしまいました。
どうしても日中に集中して仕事をしたい日もあり、悩んだ末に、先日、ホテルのDaycationを利用してみました。今、旅行者のほぼいないバンコクではホテルが大きな値下げをしており、タイ人や在住外国人にホテルを利用してもらおうと多くのプロモーションがあります。
例えば、5つ星ホテルの部屋でのアフタヌーンティー付プランや、1泊の料金で2泊泊まれるプラン等、とてもお得に感じる一方、そこまでしないと経営を維持していけない宿泊業の一面を見る思いで胸が痛みます。
今回利用させていただいたのは、タイ国内に4つのホテルを展開するココテルのデーヴァ トンロー店です。朝6時半から夜8時まで部屋に滞在できるプランが550バーツ(約2,000円)からという破格です。
可愛い羊が出迎えてくれましたが、ロビーに人の気配はほとんど感じられませんでした。
チェックインして部屋へ向かいます。
お水は飲み放題。廊下に給水機があり、こちらのボトルにセルフで淹れます。
シャワーやベッドももちろん利用可能です。
私は9時頃にチェックインし、18時頃までかなり集中して仕事をすることができました。お昼は有料になりますが、ルームサービスでオーダーすることができます。QRコードでメニューを読み込み、注文します。タイではメニューがQRコード化されているお店が結構多いと思います。嬉しいことに、コーヒーは一杯無料です。
食べ物や飲み物は持ち込みもできますので、困ることはないと思います。残念ながらベッドでゴロゴロする余裕はありませんでしたが、他の部屋もちらほら埋まっており、一定の需要があることを感じました。ココテルではこの他、マンスリーでのお得なプランなども打ち出されています。
自宅で少し行き詰った時、集中して仕事をしたい時や少し一人になりたい時、どんな方にもあるのではないでしょうか。飲食店等がすべて閉まっている状況でこのような選択肢があることをとてもありがたく感じました。
長引いているWork From Homeですが、日本でもタイでも苦労されている方も多いと思います。早く感染が落ち着いて、元気に同僚と顔を合わせられる日を心待ちにしています。