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こちらのブログでも過去に3本、想い出のタイ映画をご紹介させていただきました。
想い出のタイ映画 その1「ナンナーク」
想い出のタイ映画 その2「The Letter」
想い出のタイ映画 その3「Dear Dakanda」
もう一つ私が大好きなタイ映画の一つに「サムチュック」があります。こちらの映画は字幕を製作する作業を請け負っていたこともあり、100回以上見たかもしれません。スパンブリー県のサムチュックという街にある学校の先生と子供たちのやり取りを、タイの社会が抱える青少年の問題を軸に丁寧に描いた心温まる作品で、日本の金八先生作品に近いかもしれません。
作品の予告編は下記よりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=vm9n-qsdjgQ
知人に勧められ、初めて見た時は胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。色々な感情が入り混じり、哀しみと感動の涙が溢れました。何度も繰り返し見る中で、字幕作成業務のオファーが来たときは、このような素晴らしい作品に関わらせていただける悦びに歓喜しました。その後、作品に出演した役者さんや監督と別件でお仕事が一緒になるなど、色々な偶然が繋がり、私のキャリアにとって、極めて意義の深い作品となりました。
スパンブリー県出身の方にお会いすると「サムチュック見ました?」が口癖になっていた私ですが、弊社と数々のプロジェクトをご一緒してくださっている人気歌手のガン・ナパット氏もスパンブリー県の出身です。
今回、ガンが新居を建てたということで、ご招待いただき、スパンブリー県を再訪しました。
せっかくのスパンブリー県再訪なので、サムチュックまで足を運ぼう!と提案をしてくださったのはガンのお父様。お父様に運転を任せ、有名観光地の一つでもある「サムチュック百年市場」へ足を運びました。こちらの市場は2009年にユネスコによる「アジア太平洋無形文化遺産」に指定されるほど長い歴史を持つ人気スポットで、週末には沢山の観光客で賑わいます。
とにかく食べ物の数や種類が凄い!すべて食べてみたい、美味しそう、が延々と続きます(笑)
お腹がはちきれそうになるほど昼食を楽しんだ後での市場訪問であったために、「食べたいけど、もう入らない」という状況だった我々。皆様が市場へ足を運ばれる際は、是非お腹を空かせて行ってください!
沢山の美味しいが溢れる場所で、おススメを2つ紹介させてください。まず一つ目はスパンブリー県の名物である「サーリー(สาลี่)」です。日本の蒸しパンや、カステラに似ています。賞味期限が短いので日本へ帰国の際にお持ちになるのは難しいかもしれませんが、スパンブリー県を訪問した際には是非お試しください。コーヒーや紅茶に合う、カラフルで可愛らしく、とっても美味しいお菓子です。
2つ目のおススメは「ルークチン・ビッグボール(ลูกชิ้นบิ๊กบอล)」です。巨大ミートボール。看板娘?!のオーナーさんが店頭で元気よく販売してくださいます。ルークチンは豚肉だったり、お魚だったりと色々と種類がありますが、こちらでは豚肉をふんだんに使ったミートボールを提供しています。写真の通り各種サイズがありますが、一番大きなサイズのミートボールはどうやって火を通すのだろうか?!と思うほどのビッグサイズです。
市場の中でも人気の高いグルメということもあり各種メディアでも大きく取り上げられ、Facebookのオフィシャルページもあります。頻繁にアップデートはしていないようですが、商品の紹介や、元気なオーナーさんの様子などもご覧いただけますので是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/Aisarabigball/
熱気あふれる市場内での散策やお買い物に疲れたら、冷たい飲み物を買って、市場横の川沿いで休憩もできます。
川沿いでレモネードを飲みながらボーっとしていると、市場でサーリーを売っているおばあちゃんとワンちゃんが、サムチュック百年市場の歴史や、市場を訪れた山P(山下智久さん)のお話など(笑)楽しそうにしてくださいました。
温かい人々と、美味しい幸せがぎっしり詰まったサムチュックへ、是非、足をお運びください。
我々はと言いますと…市場で大量のおやつを買い込み、車へ積み込んで、ガンの家でパーティーは続きます…
サムチュック市場の場所は下記よりご覧ください。
https://goo.gl/maps/wrG3osoADYkKLYyk6