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こんにちは!バンコク本社の田中です。前回ブログに引き続き、陸路でのタイ入国第三弾です。
いよいよ、今回の旅の大きな目的のひとつ、中国・雲南省からタイへの陸路入国です。2011年のお話ですので、最新情報ではなくご参考にはなりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。
通常、雲南省から陸路でタイに入るには、シーサンパンナの景洪から勐腊(以下、モンラー)という国境近くの県までバスで移動し、ラオス・フエサイ行きのバスに乗ります。フエサイに着いてから少し移動し、メコン河を渡るとタイ北部・チェンライ県のチェンコーンです。
私たちは景洪の観光でずっとお世話になっていたタクシーをそのままチャーターして、モンラーまで行ってもらうことにしました。途中の車窓からの景色はとてものどかでなんだか懐かしく、どこか知っている原風景のように感じました。
途中、観光地である、熱帯雨林国家公園の望天樹風景区に立ち寄りました。スピードボートで川を10分ほど下り、そこから先が高さ40-80メートルもある巨大樹、望天樹の入口です。
特色として、望天樹に掛けられた高さ約30メートルのつり橋を渡ることができますが、さすがにコワイ・・・
ジャングルを満喫した後、モンラーの町に到着です。ここでタクシーのドライバーともお別れです。ほんの数日一緒にいただけですが、この頃には旅の仲間のような感覚に。ブツブツ言いながらも最後まで付き合ってくれて感謝です。
モンラーは小さな町でしたが、こんなところまでAppleの広告があり、中国の購買力はすごいなあと思ったことを覚えています。
モンラーでの最初の仕事、翌日のフエサイ行きのバスチケットは、モンラーのバス乗り場で入手できました。
事前に景洪で手配しようと思ったのですが、乗車一日前でないと手配ができないと言われ、仕方なく場当たり的に。最初は「ない」と言われたのですが、何度も確認してもらい、なんとか購入することができました。チケットはこんな紙切れです。
翌朝8時半に出発するバスで国境越えを含む8時間の旅、お値段は98元(当時約1,200円)です。出発時間が早いので、バス乗り場の隣にあったホテルにチェックインしました。なんと1泊1部屋60元でした(当時約900円)。上海だとありえない値段で、びっくりしました。今はどうなっているかわかりませんが・・
雲南省の物価は思っていたより安かったです。ちゃんとツインベッドだし、お湯も出るし、下の宴会場から延々聞こえてくるカラオケはお愛嬌として、翌日に備え早めに就寝しました。