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どの雲にも銀の裏地がついている「アートアイランズ東京2019」

どの雲にも銀の裏地がついている「アートアイランズ東京2019」

こんにちは!バンコク本社のネーンです。
これから、少しずつ弊社の過去のお仕事についても皆さんにご紹介できればと思います。

まずは、タイムマシンに乗って2019年に戻りましょう。プロジェクトがたくさんありましたが、その内のひとつ、東京の離島で行われる「アートアイランズ東京2019」の作品を見に行く機会がありました。


東京都が打ち出していた「Unseen Tokyo」(まだ知らない東京)というテーマに基づき、タイの大手アート系専門誌「Art4D」へのメディア掲載という形で、タイの皆さんにアートという観点から東京の離島を知っていただくプロジェクトです。

弊社は、「Art4D」のマイさんの取材をサポートしました。タイからは文化人で写真家でもあるティウ・ワシンブリー氏が同誌に同行して、現地で活躍する日本人アーティストなどへのインタビューや交流の様子が掲載されました。

この取材旅行では、弊社代表の比護と「先輩」から色々なことを教わり、勉強になりました。伝えられることは話しましょう^^

出発の日、東京は台風15号が来ていたため、フライトの出発時間が延期されました。2019年9月8日の夜、空港でチェックインして、深夜に搭乗し、9月9日朝に羽田空港に到着しました。出発の前には航空会社と連絡を取り、万一飛べなかったときのことを社内で相談しました。飛行機が出発できてよかったです。

羽田空港で、今回のプロジェクトリーダー「先輩」と合流しました。「先輩」は弊社代表の大学時代の先輩で、弊社内では「先輩」と呼ばれています。タイに精通していらっしゃることから、お仕事をお手伝いいただいています。

東京都内に移動してホテルにチェックインします。

途中で台風の影響が見られました。おそらく電車が遅れていたのでしょう。多くの人が電車に乗るために駅の外まで並んでいました。タイでは日本人のマナーがいいと思われています。木が倒れていてるのは見られません。道にゴミや枝などもありません。きれいです。早く片付きることができて素晴らしいと思います。



ホテルでチェックインした後、東京を散策しながら、写真を撮影しました。私のメインの責任は、ティウ氏のカメラの道具を持って同行することです。



一気に夕暮れになって暗くなりました。




「先輩」は日本人ですから、東京で有名なローカルの居酒屋を選んでくれました。







毎日、美味しいものが食べられるのは、プレゼント(現在)のプレゼント(贈り物)だと思います^^; 

食べた後、私たちは歩いてホテルに帰り、「先輩」と別れる前に明日のスケジュールについて説明をしました。「先輩」は、船の乗り場をこれから視察に行くと言いました。各人の仕事をするスタイルは色々ありますから、私はついて行って勉強したいと思いました。

「はい、一緒に行きます!」


「先輩」は「私はここに初めて来たので分からないことがたくさんあります。切符売り場や荷物などについて確認しないといけません。今回は台風もありますから、船の運航時刻をチェックするのも必要ですよ。」と教えてくれました。乗り場を視察してよかったです。


荷物・スーツケースのサイズは制限がありました。大きいスーツケースがあったので、必要ではない荷物は、乗り場にあるコインロッカーに預けておくプランにしました。ホテルで持っていきたい荷物とコインロッカーにおく荷物を分けることについては、事前マイさんとティウさんにメッセージで伝えておきました。この日、視察をしなかったら、明日の朝が大変になっていたかもしれません。勉強になりました。


前日の準備のおかげで、当日は安心して船に乗ることができました。





船に乗ると、マイさんとティウさんは寝てしまいました。


ひとつトラブルが起きてしまいました。「先輩」の電話番号を間違えてしまい、大島のスタッフと連絡が取れませんでした。結果、無事に連絡が取れたのですが、先方からも「今回は連絡がついたのでよかったですが、次回から気を付けてください。タイチームに何か起こった時に連絡が取れないと大変ですよ」と言われました。

勉強になりました。もっと気をつけないといけません。ミスが起こってしまい、気もそぞろで頭の中で繰り返し繰り返し考えていましたが、今の仕事に焦点を合わせることのほうが重要です。次に間違いを起こさない様、覚えて勉強しましょう!

大島に到着しました。皆さんに挨拶をして島のアート作品を見学します。大島に2泊3日で滞在します。
台風でアート作品が一部壊れてしまいましたが、作品の取材を続けます。








フランスのアーティスト、コーエン・サハ氏は、台風のニュースを聞いてすぐに自分の作品を見に行きました。哀しかったですが、残っている作品をみて「最新の作品になる」と言いました。その方だけではなく話したアーティストは全員そう言いました。良い考え方だと思います。勉強になりました。



アートアイランズ東京2019の自然で作った最新の作品の一部を一緒に見ましょう。

作品:黄色の息吹/柴辻 健吾

作品:あーす/尾形 勝義

作品:島渡り – のち台風/戸野倉 あゆみ



作品:あたりまえのこと/堀尾 貞治



作品:音楽室のワラシ/かとう かずみ


作品:忘れられた要素の景色として/コーエン サハ 


作品:Transfer Student/鹿野 裕介

作品:ゴースト・レッスン/シニョレ ジュリアン

作品:かたちの始まり、ことばの始まり/長田 淳一

作品:Between Sky and Earth/髙見 晴惠

作品:水の気配/高村 牧子

作品:忘れられ損なった記憶のかけらたち/南 優

今回の視察中に勉強になることがたくさんありました!



ミスが起こってしまい、とても申し訳ない気持ちになり、謝りました。そのミスを覚えて、今後に生かすことが大事だと思います。ゆっくりですが、確実に成長します。

“Every cloud has a silver lining” 「どの雲にも銀の裏地が付いている」、つまり、「どんな悲観的な状況にあっても、その裏は輝いているのだから、いつかは光が差し込んでくることがある」という表現が好きです。どの雲にも銀の裏地がついていますよね。^^♪



★アートアイランズ東京2019