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タイハーブのススメ

タイならでは

タイハーブのススメ

バンコク本社の田中です。

皆さん、タイに来られたら、タイマッサージに行かれる方が多いと思います。一部のマッサージ店や、スパなどでは「ハーバル・ボール」を使った施術を受けることができます。ハーバルボールとは、タイの乾燥ハーブを単体でまたは複数ミックスして布で包みボール状にしたものを蒸して使います。ハーブの心地よいアロマと温かさで爆睡必至のマッサージです。


タイハーブを使ったマッサージオイルも数多く揃っていますよ。


タイでは昔から、ハーブを生活の中に取り入れてきました。代表的なものはタイ料理ですね。トムヤムクンにはこぶみかんの葉、タイショウガ、レモングラスが欠かせません。バイトゥーイ(パンダンリーフ)で包んだ鶏肉の料理や、タイバジルを使ったパッ・クラパオ(ガパオライス)等、タイハーブはタイ料理に欠かせない存在です。写真は鶏肉のココナッツスープ、トムカーガイです。


また、薬用、美容にも多く活用され、新型コロナウイルスの初期症状に効くと話題のファータライージョンは以前から風邪の初期症状に服用されています。また、産後にはユーファイという身体を温めて毒素を出すタイハーブを使った伝統的なケアがあり、今でも行われています。

私も時々通っているタイハーブの先生のところで、ハーバルボール作りや、ハーブサウナを体験しました。

こちらはこぶみかんだけで作ったハーバルボール。乾燥したこぶみかんをつぶして詰めていきます。こぶみかんの香りは、柑橘系なのですが他とは違うとても個性的なよい香りなのです。作業しているだけで、リラックスすることができました。



そして新陳代謝が良くない私が何度か通ったハーブサウナ。数種類のハーブを電気鍋で蒸して、その蒸気で身体を温めます。テントの中で体制を変えて、毒素を出したい部分を蒸気にあてます。15分ほどで汗だくになりますが、40~50分ほど、ハーブティーを飲みながらサウナに入ります。



ハーブティーももちろん豊富です。レモングラスやパンダンリーフ、ローゼルやベールフルーツ、最近ではきれいな青色のバタフライピーも定番になりましたね。どこにいってもだいたいメニューにあるのは、レモングラスです。


バタフライピーは以前から抜け毛などによいとされており、ヘアケア用品がたくさん出ています。タイで有名な国立「チャオプラヤ・アバイブーベ病院」のブランド「アバイブーベ」のシャンプーとリンス、ハーブや果物を使った石鹸や歯磨き粉などもお土産に人気ですよ。私も、歯磨き粉を愛用しています。


バタフライピーは、最近では「インスタ映え」すると、カフェドリンクのメニューにも使われていますよ。日本でも見かけるようになりましたね!こちらはカフェで飲んだブルーラテ。


こんな風に花びらを氷に閉じ込めると綺麗ですよね!


ハーブティーはハーブ単体のもの、ミックスされているもの、烏龍茶や紅茶とブレンドされているものと、多くの商品が販売されています。興味のある方は、オーガニック商品を取り扱う「Lemon Farm」に行かれると、手軽にお土産が買えると思います!




一点ご注意!なのは、食堂やスーパーなどで売られている「ハーブドリンク」。こちらは大抵恐ろしく甘いです!「シュガーレス」と書いてあっても、シュガーじゃない甘味料が入っています。ジュースだと思って飲まれる方が良いと思います。


レストラン等では、甘さ控えめにもオーダーできますので、是非タイ料理のおともに、お土産に、タイハーブティーを飲んでみてくださいね。また、歯磨き粉やスキンケア・ヘアケア用品などもチェックしてみてくださいね!