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不思議な時間「ブルーアワー」

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不思議な時間「ブルーアワー」

こんにちは!バンコク本社のネーンです。

あっという間に、秋が終わります。冬が訪れますね。精神的に疲れている時、皆さんのヒーリングの方法は何ですか?私は、何も考えないで空を見ると、こころと頭の中が静かになります。



空が大好きです。自分で撮った写真を見ると、半分以上が空の写真です。
しかし、空について分からないことがたくさんあります。


皆さんは、「ブルーアワー」(Blue Hour)という言葉を聞いたことがありますか?以前は、その言葉がさっぱり分かりませんでした。

2020年1月21日(火)から2月2日(火)に、バンコク・アート&カルチャー・センター(BACC)で、アーティストであるティウ・ワシンブリー氏の写真展『F U K U S H I M A』が開催されました。写真展のために、2018年の冬から2019年の秋まで、福島県で撮影を行いました。2019年は、東京都が打ち出していた「Unseen Tokyo」(まだ知らない東京)というテーマに基づき、弊社が東京都のレップをしていましたので、福島に行く前に、東京に1~2泊して、まだ知らない東京を撮影していました。

福島や東京で撮影している間に、ティウさんが「ブルーアワー」という言葉をよく使いいました。「今日の夕方、ブルーアワーは何時ですか?」 「明日の朝、ブルーアワーは何時ですか?」最初は、全然分かりませんでしたが、よく聞かれるので、ティウさんが言わなくても、毎日の朝と夕方のブルーアワーの時間をチェックしてティウさんに伝えました。


ブルーアワーとは何でしょうか。少し紹介したいと思います。「ブルーアワー」(Blue Hour)は、日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のことです。
ティウさんは真面目で熱血な方です!ティウさんの辞書には、「疲れる」という言葉がありません。


毎晩、ティウさんは「朝、何時に出ましょうか」と聞きました。ブルーアワーは日の出前の時間ですから、真っ暗な空の時に宿泊先を出ないといけません。




私は朝が弱い人です。朝早く起きるのが難しいと思いましたが、起きないといけません!暗いところも怖かったです。はじめは、とても大変な時間だと思いました。しかし毎回、毎日経験して、怖い気持ちを超えました。私の場合は、暗所恐怖症ではありません。暗所恐怖症の方は危ないので無理しないでください。




インスタやツイッターなどSNSに掲載された素敵な絶景の写真は、写真家がいかに頑張って真面目に撮影したものか、分かるようになりました。それだけでなく我慢することも必要です。2~3時間ほど待って良いタイミングで美しい写真を撮ります。一秒でも撮った写真が変わります。世界中の写真家を尊敬します。


朝早く起きますが、絶景が見えるとすぐに目が覚めました。ティウさん、誘っていただいてありがとうございます。
空を深い青色に染める不思議な時間ブルーアワーは、精神を豊かにすることができるのも不思議なことです。