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陸路でタイ入国体験記その4

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陸路でタイ入国体験記その4

こんにちは!バンコク本社の田中です。前回ブログに引き続き、陸路でのタイ入国第四弾です。

いよいよ中国を出発する日が来ました。朝8時半、バス乗り場へ向かいます。心配に反して、バスは大きくて比較的新しいバスでした。ラオスのフエサイまで数時間乗車するバスなので、とりあえずは一安心です!ラオス側のバス会社ということで、ナンバープレートはラオス語です。


乗客は、私たちの他に、中国に駐在している韓国人の5人家族、それから中国に買い出しに来ていたラオス人、商売で行き来しているタイ人や中国人など、15名ほどでした。みなさんすごい荷物です・・!

こんなかわいい赤ちゃんも乗車していました。助手席で大丈夫なのかな・・と心配になりました。


中華系のタイ人のおじさんが話しかけてきました。タイ語も中国語もできるそうです。運転手さんは、中国語とタイ語とラオス語を操るラオス人のお兄さんです。ああ、ここは中国とラオスとタイのミックス地点なのだという実感がわいてきました。

モンラーを出発して、2時間ほどで国境の町、磨憨(モーハン)に到着します。恐れていた道はきれいに整備されて、快適なバス旅でした。モーハンでは、看板にも中国語とラオス語が併記されています。ここでバスに荷物を置いて、乗客は中国出国手続きとラオスの入国手続きを行います。島国で育った日本人には、陸路で違う国に入るというのは新鮮な体験ですよね。


こちらが中国のイミグレです。パスポートを見せて、すぐに出国できました。


またバスに乗り込み、5分ほど走ると今度はラオスのイミグレで入国手続きをします。日本人は滞在15日以内の場合、ノービザで入れました。


そしてこれからが大変でした。バスがラオス入管のチェックを受けるということで、2時間ほど待たされました。そばにあるたった一軒のレストランはエアコンもなく、時間が読めない中待つのはなかなかしんどかったです。

2時間後、ようやく出発しました。ラオスはとにかくのどかで、広がる青い空と緑の山々、牛やヤギ、何もかものどかでした。


そのうち、お約束のようにバスの調子が悪くなり、30分ほどバスが停車してしまいました。民家に立ち寄り、バス用の水をもらっているようでした。バスから降りると、子供たちが寄ってきます。カメラを向けると嬉しそうに笑顔を見せてくれました。


ラオスを走ったのは計4時間ほどですが、最後の90分ほどは道が未舗装で、揺れとほこりで少しバス酔いをしていました。きっと今は舗装されて綺麗になっているんじゃないかなと思います。

8時半に乗ったバス、17時に無事ラオスのフエサイに到着しました。ここから港へ、乗り合いのタクシーで向かいます。写真は、未舗装の道でバス酔いしてヘロヘロの私です・・。


フエサイの港にある小さなイミグレで、もう出国手続きです。ラオスでの滞在時間はたった4-5時間でした。目の前のメコン川を超えると、もうそこはタイです!


ボートはたったの2-3分。タイ側に着いたらすぐ、チェンコーンのイミグレで入国手続きを行います。タイの入国手続きは18時までだったため、本当にギリギリでした。



日本人がタイに滞在する場合、30日間はビザが不要ですが、陸路入国の場合は15日間となりますので、注意が必要です。バスの中で交流していた韓国人家族とは、ここでお別れです。

私たちは、この小さな町チェンコーンに、少し滞在することにしました。また次回のブログでお伝えしたいと思います。