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コロナ禍でタイ現地から旅行会社や航空会社の皆様に直接足を運んでいただくことが出来ない日々が2年半ほど続きました。まだビザの申請・取得やMySOSアプリ等への対応が必要だったものの、以前に比べて日本入国が随分と楽になった10月初旬、バンコクから旅行会社2社と、航空会社1社を福島県へお呼びしました。
数年ぶりに空港でのお迎えです。空港ではタイからのツアー客の皆さんや、FIT旅行者の方々にもお会いし、タイ人の知人複数名に遭遇!皆さん、日本の「開国」を待ち焦がれ、海外旅行の行先として真っ先に日本を選んでくださったようで、大変嬉しくなりました。
久しぶりの深夜便搭乗に皆さんもお疲れだったようで、福島県いわき市へ向かう車内では皆さん爆睡されました。移動時間中にたっぷり休息をとっていただき、日本到着後初のランチです!
いわき市の「いわき・ら・ら・ミュウ」内にあるレストランで、新鮮なシーフードを堪能していただきました。「タイからシーフードソース持ってくればよかった~」「やっぱり日本のお刺身は美味しいね!」と懐かしさと同時に美味しい幸せを満喫されていました。
昼食後、近くの水族館「アクアマリンふくしま」へ到着すると、福島県庁や水族館の皆様が盛大にお出迎えをしてくださいました。
「アクアマリンふくしま」は、特徴的な外観と、黒潮と親潮が交わる潮目を再現した「潮目の大水槽」や大きなタッチプール等、環境を考えながら学ぶことのできる水族館・海洋博物館です。皆さん熱心に展示をご覧になり、メディアのインタビューを受けたりした後、宿へ向かいました。
いわき湯本温泉にある「古滝屋」さんには、館内に資料館が設営されています。11年前の3月11日に福島で起きたことを風化させないようにと、被災された方の目線で丁寧な展示がされています。
タイからいらした皆様も、真剣に、時には目に涙をためてじっくりと見入っていました。
その後、ゆっくり温泉につかり、浴衣を着て夕食のお時間です。「浴衣を着るのは何年ぶりだろう!」とワクワクされている笑顔が印象的でした。
翌朝は早起きをして、会津方面へ向かいました。インスタ映えスポットを探し、日本中の絶景を求めることが大好きなタイの旅行者の皆様にとって、リステル猪苗代さんのハーブガーデンは最高のデスティネーションです!
今回も皆様が盛大にお出迎えくださり、映える写真の撮影ができるスポットを沢山紹介してくださいました。
視察で足を運んだわけですが、2時間は滞在できるのでは?!というぐらい皆さん写真撮影に夢中で、色々な角度で、様々なポーズをきめて写真を撮っていました。
もうひとつ、会津に足を運んだら忘れてはいけないのが、「ソースカツ丼」ですね!
こんなに大きなカツ丼、食べることができるのかしら?!と思いますが、カツのサイズ、お味共に皆さん大満足、米粒一つ残さずに完食してくださいました。
胃袋を満たした後は、会津の名所巡りです。鶴ヶ城やさざえ堂など、やはり「映える」スポットでの撮影は続きました。
コロナ禍直前には福島空港にバンコクからの直行便が飛び、多くのタイ人の方が足を運んでくださいました。また近いうちに、バンコクからの直行便が実現し、今まで以上に多くのタイ人の方々が福島を訪れその魅力の虜になっていただければと願ってやみません。
福島空港では県の方々以外にもウルトラマンが盛大にお迎えをしてくださいました。
あっという間の3泊4日、福島の方々の温かい歓迎に心打たれ、「また戻ってきたい!」「沢山のタイの方に福島を訪れて欲しい」とポジティブなエネルギーで元気に帰路につかれました。秋から冬にかけて、紅葉や雪など沢山の魅力で溢れる福島で、またタイの皆さんをお迎えするのを心待ちにしております!