BLOG

ブログ

“F U K U S H I M A” 写真展 再びバンコクへ

“F U K U S H I M A” 写真展 再びバンコクへ

バンコク本社の田中です。

弊社がプロデュースをさせていただいております“F U K U S H I M A” 写真展。
2019年にティウさん(過去ブログご参照)とタイから福島に4度足を運び、撮影旅行を敢行いたしました。





2020年1月にバンコクのBangkok Art and Culture Centre(BACC)にて写真展を開催、同年6月にはティウさんの陶器工場があるラッチャブリ―に移築(過去ブログご参照)し、現在も公開されています。

こちらはBACCでの展示の様子です。





ラッチャブリーに移設後、昨年夏には新型コロナウイルスの拡大によるタイ政府の都市封鎖政策で展示会場も一時閉鎖されました。それでも随時消毒等を行いながら、ラッチャブリー県の人気スポットとして、連日多くの文化人、王族関係者、教育関係者等が訪れ、写真展を見学しています。







タイ人アーティストの視点で、実際に足を訪れて捉えつづけた福島の四季の魅力。そしてタイ語での福島に関する丁寧な解説で、日々福島県の知名度が上がっていることを感じております。

そして現在、2022年3月に再びバンコクで写真展を開催する準備を進めております。会場は、バンコク郊外の人気アートスペース「チャンチュイ・クリエイティブパーク」です。


コンセプトは「EAT. ART. SHOP. PLAY」。タイの人気ファッションブランド「FLY NOW」のデザイナー、ソムチャイ・ソンワタナー氏が、アーティストに活躍の場所を提供したいという想いから2017年6月にオープンしました。アート、ファッション、グルメ、ワークショップなど様々なコンテンツを結びつけるクリエイティブな場所です。会場のシンボルは、なんと本物の飛行機です。中はレストランになっていますよ。






写真展の会場はこちら。窓面のガラスを効果的に使って、ここに冬の福島を再現します!



真剣な表情で現場をチェックするティウさん。


最高の空間を作り上げるために組まれたチームが日々入念な準備を行ってくれています。




新型コロナウイルスの感染状況に応じた対策も複数パターン考えながら、長らく日本に、福島に足を運べていないタイの皆さんに喜んでもらえるよう、一同準備しております。

バンコクでの展示会詳細は、またブログでお伝えしたいと思います。

ラッチャブリーでの展示会も継続して展示されます。より多くのタイの皆さんに、福島をより深く知っていただけるような魅力的な企画を今後も提起し続けていきたいと思います。

【ティウさんプロフィール】
名前:Wasinburee Supanichvoraparch
生年月日:1971年7月13日
職業:セラミックデザイナー・芸術家・陶芸工場Tao Hong Taiディレクター

ドイツ・ランフツートの陶芸学校、デュースブルク=エッセン大学で陶芸と写真を学び修士号を取得。タイ・ラッチャブリーに自身の陶芸工場を持ち、国内外で幅広く活動している。2010年にはタイ文化省から現代アーティストに贈られるSilpathorn Awardを受賞。2013年にはヴェネツィアビエンナーレのタイパビリオンの招待を受けた。バンコクシラパコーン大学のゲスト講師も務める。また、写真の才能を生かし、タイにおける日本のプロモーション等にも関わる。2019年に福島県会津地方の四季を撮影、2020年以降バンコクとラッチャブリーで写真展“F U K U S H I M A” を開催している。

Instagram:www.instagram.com/wasinburee/