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タイ旅行博TITF

タイ旅行博TITF

2024年1月末にバンコクにて旅行博覧会TITF(Thai International Travel Fair)が開催されました。弊社は今回ブースの出展やサポート業務を実施しておりませんでしたが、会場に足を運んでみました。

豪華絢爛にリノベーションがされたQueen Sirikit National Convention Centerにコロナ後初めて参りました。


広々とした館内は、お店の数もかなり増えていました。今までは時々感じることがあった展示会場独特の雑多な雰囲気が無く、すっきりとしたオシャレな会場というイメージです。

弊社は今年度、岐阜県、香川県、栃木県、福島県の事業を複数担当させていただいております。今回の旅行博覧会でのブース出展業務はありませんが、それぞれお客様にパンフレットやノベルティをお届けに参りました。


単独出展をされていた岐阜県では、可愛い「さるぼぼ」のお人形がノベルティとして準備されていました。


弊社が岐阜県の観光プロモーションに係わらせていただき、15年近い年月が経っています。当初から人気の高かった「さるぼぼ」。このお人形を見ると岐阜を想うタイの訪日観光客の方は沢山いらっしゃると思います。


10年ほど前からご一緒させていただいている香川県は、四国の一員として出展です。


1コマのブースに四国4県の情報が集結し、JR四国さんが音頭を取られていました。

このように同じ地域の方が広域で協力して観光プロモーションすることのメリットは、実際に旅行をするタイ人の訪日旅行者の方が、幅広く情報を入手し、ルートを組みやすくすることではないかと思います。


栃木県、福島県は他の東北の自治体と一緒に大きなブースを出展しました。東京からアクセスしやすく、コロナ前頃からは「ダイヤモンドルート」の人気が高まり、多くのタイ人の方が足を運んでいるエリアです。

弊社はTITFやFITといったフェアに10年以上、何らかの形で携わってきました。

その中で年々強く感じることは、バイヤーであるタイの旅行会社、旅行者の皆様の知識、経験、情報収集能力が高まり続ける中、セラーである日本側の受け入れ態勢の整備、プロモーション方法の工夫・向上が底上げされていないという現状です。

バイヤーの皆様にご満足いただく対応をして、セラー側の地域の経済発展を少しでも強く願う中で、弊社は約20年、切磋琢磨し、努力を重ねてきております。バイヤーとセラーの広がり続ける溝をなんとか埋めることが出来るように今まで以上に心を燃やし、精進していくことがどこまで出来るか、己との戦いは続くのだ、といったことを考えながら、会場隅のカフェで物思いに耽りました。