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東北イベント出張記

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東北イベント出張記

2023年4月30日~5月1日、バンコクにて東北のPRイベントが行われました。

今回のブログは、裏磐梯からイベントに出張参加してくれた「ワカサギ釣り森のうた」の広大さんに書いていただきました!どうぞお付き合いください。

みなさん初めまして!私は松﨑広大です。実は私は過去のコリ企画のブログで何度か登場しております、裏磐梯の「ワカサギ釣り森のうた」一家の次男です。

今年の2月にタイからガン・ナパットさんやGuy Haru familyの皆さんがお越しいただいたときは、スノーモービルの送迎やワカサギ釣りの説明をさせていただきました。



そしてこの度ご縁があって、人生初のタイに来ることができました!

では簡単に私の自己紹介をします。松崎広大、福島生まれ福島育ちの26歳で、最終学歴は日本体育大学卒業です。小学生の頃からスキー、ソフトボールをやっていて、中学は陸上、高校はボート、大学でカヌーとずっとスポーツに打ち込んでいました。大学を卒業後は陸上自衛隊に2年間勤務し、現在は家族で夏は松原キャンプ場、冬はワカサギ釣り森のうたを経営しています。

さて、そんな私がタイへ来た目的のひとつは、バンコクで開かれた“TOHOKU JAPAN”という東北地方のPRイベントへの参加!



私は福島県民代表として、タイの皆さんに福島の魅力が伝わるようブースで福島の紹介をしたり、赤べこキーホルダーをプレゼントしたりさせていただきました。とはいえタイ語は話せないので、ギリギリ覚えている英語と、通訳をしてもらいながらなんとかです…。



イベントには東北各県のほか航空会社や旅行会社のブースもあり、どこもコロナが終息しつつある今後に向け意気込んでいる様子でした。またステージイベントではタイの人気タレントによるトークショー、若者に人気のバンドや歌手のミニライブもあり、大盛り上がりを見せました。


イベントに2日間参加して感じたのは、タイの方々が想像以上に福島や東北に関心が高いということ。調べたところによると、日本はタイ国内で特に人気の旅行先で、実際東京や京都といった人気観光地はすでに訪れたことがあるという方が結構いらっしゃいました。そのため2度目・3度目の訪日で今度は東北に、という方が多い印象でした。

そして常夏のタイでは日本のような四季がないため桜・雪・紅葉が珍しく、東北はタイの方にとってまさにSNS映えの人気スポットなのです。日本にいると当たり前に感じる雪や紅葉が、海外へ行くと立派な観光資源になるということを、海外のお客様の声を聴くことで私自身認識を改める良い機会となりました。





大内宿や只見線などへはどうやったらいけるのかと真剣に聞いてメモまでしてくれているお客様を見て、福島で観光業に携わる身として今後のインバウンド需要に大きな期待が持てました。

その一方、課題として受け入れ側の体制も整えていく必要があります。海外のお客様への説明・対応というのは田舎になるほど、未だできていません。今後は個別の対応だけでなく、地域全体でどのように取り組んでいくべきか、身が引き締まる思いです。

東北地方や福島県を紹介しようと意気込んでいた私ですが、今回お客様の声を直接聞くことで多くの学びを得られました。そして地元や自身の仕事を見つめなおし、更なる発展を目指して頑張りたいと思います。

ということで、日本人でも、海外の方でも、まだ来たことがない方はぜひ一度福島にきてくらんしょ!