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Gun Napat Return to Fukushima その1

Gun Napat Return to Fukushima その1

タイを代表する名歌手である「ガン・ナパット」。オーディション番組からすい星のごとく誕生し、その素晴らしい歌声で私たちを魅了し続けてくれています。

ガンと出逢ってから長い年月が過ぎ、偉大な歌手の階段をゆっくりと丁寧に上る様子を傍らで見守り続けられていることに、感謝の念しかありません。

毎年恒例になったガンとファンの皆様との日本旅ですが、コロナ禍を挟み、ようやく冬の福島で再開することができました。3年ぶりの訪日旅行に皆さんのわくわくはマックスに!出発前からSNSでは「早く日本へ行きたい!」「雪遊びがしたい!」「日本のお菓子が食べたい!」などの投稿であふれておりました。

今回は総勢34名の旅。残念ながら参加できなかったファンの方々がスワンナプーム空港までお見送りに来てくださったり、タイのエンタメニュース番組の取材などを受け、旅はスタートしました。


夜行便で成田に到着した皆さん。睡魔よりも興奮に包まれ、元気いっぱいに記念撮影!


バスの中でも休むことなく、ガンとゲームを楽しみ、ガイドさんから福島に関するお話をたくさん聞き、スタート時点から大きな笑い声と、満面の笑みがあふれる旅になりました。


まず最初の訪問地はいわき市。昼食をとるために立ち寄ったいわき・ら・ら・ミュウで何よりも先にガンが足を運んでくれたのは、震災からの復興に関する展示です。当初、立ち寄る予定はなかったのですが、ガンとガンのお父様が、「是非知りたい」ということで、震災当時の様子や、そこからの復興の様子などの展示を丁寧にご覧になっていました。


いわき市といえばタイ人に人気のスポットがあります。「アクアマリンふくしま」には近年多くのタイ人観光客が足を運んでいます。福島に生息する海洋生物の生態を学べるだけでなく、インスタ映えする写真を撮影できるスポットが館内には沢山あります。個人的にはこちら「トド」の水槽前で、ガラス天井から降り注がれる燦燦太陽の下で元気いっぱいな一枚を撮影するのが好きです。


一番のハイライトは、暖流と寒流が交わる潮の目を演出しているこちらのトンネル。私たちも皆で記念撮影をしました。


いわき市の温泉宿で夜行便の疲れを取り、翌日は裏磐梯へ大移動です。

「冬の絶景体験」をしたい!というガンやファンの皆様のご期待に応えて、森のうたさんでスノーモービル、ワカサギ釣り、スノーシュー、そりなど、とにかく色々な初体験を楽しみました。

ワカサギ釣り初体験のガンも、現地の皆さんによる丁寧かつ根気ある指導を受け、一匹釣ることができました!この様子は日本のテレビや新聞でも取り上げられ、ガンにとっても素晴らしい経験となりました。


天候にも恵まれ、数時間を凍った湖の上で過ごすという未知の体験に、ガンをはじめ、参加者皆さんがとても充実した時間を過ごしました。「湖の上を歩いているなんて信じられない!」と皆さんの高揚した雰囲気からは幸せが溢れていました。


最後は森のうたで受け入れをしてくださったお母さん、息子さんにガンからのプレゼントと歌の披露!

絶景体験を満喫後、ホテルへ移動すると、そこでも温かい歓待が待っていました。


2019年にも福島県を訪問したことがあるため、県内各地では数年ぶりのガンの来訪を温かくお迎えくださり、各地で、横断幕などの準備をしてくださいました。お互いの心が通じ合い、再会を喜ぶ様子は、長かったコロナ禍を忘れさせてくれるようでした。



今回の旅では、ガンはスノーボードにも挑戦しました。


この日も天候に恵まれ、太陽の光が美しい真っ白なゲレンデで上手に滑り降りてくるガンの運動神経の良さに驚きました!!「もっと練習したい!」と最後の1回はスイスイとリフトに乗り、一番高いところからシャーっと華麗に舞い戻る姿はとても素敵でした。

「春の福島で桜を見たい!」「世界一美味しいといわれている福島の桃を食べに8月に再訪しよう!」など、道中で次回の旅に向けての相談が尽きません。それぞれの季節に異なった魅力の詰まっている日本。また次回、ガンやファンの皆さんと足を運ぶのが楽しみです!